東京都東村山市の造成工事現場の様子です。
根伐り作業がほぼ終わり、ブロック基礎の下部分の砕石層の作業を行っています。コンクリートブロックは砕石層、基礎部分とブロック部分の3種類の構造に分かれています。砕石層は基礎を支え、地面の沈下を防ぐ層で、岩石を砕いた砕石(クラッシャーラン)と呼ばれる素材を敷き詰めた部分です。真ん中の基礎部分はブロック塀を支える部分で地中にコンクリートを流し込むことで施工します。コンクリート内には十分な強度を発揮できるように、コンクリートブロックと接続するための鉄筋をL字状に通します。鉄筋で接続されたコンクリートブロックはより強度を増すため、一番下のブロックを5~10センチ程度地中に埋めます。ブロック塀の高さが160センチ以上を超える場合は控え壁と呼ばれる、壁に垂直にせり出したブロックが必要となります。ブロックの高さや長さ、フェンスの設置の有無、設置場所や使用用途により、安全な砕石や基礎の厚さは変わってきます。
東京都東村山市造成工事の様子 株式会社吉川工業