飯能市の施工現場の様子です。
こちらのお宅は、日当たりのよい、掃き出し窓部分にタイルデッキを設置します。
本日は、タイルデッキの基礎部分の作業工程で、
タイルデッキを設置する場所を掘削し、ブロックで形作ったのち、
タイルを貼る位置まで、砕石を敷き詰めて転圧し、コンクリートを流し込んで、コテで平らにしています。
掃き出し窓とタイルデッキの間が空いていますが、この部分にはグレーチングを配置します。
グレーチングは、タイルデッキにたまった雨水が窓からはいらないよう排水をする役割をしています。
タイルデッキの前にはインターロッキングを施工します。
インターロッキング自体は浸透性のものを使用しますが、勾配がないためあらかじめ水抜き穴を2か所設置しました。
砕石を敷き、水抜き穴をとり、ここにコンクリートを流し込み、表面にインターロッキングを貼ります。
水抜き穴はインターロッキングで覆われるので、最終的にはわからなくなってしまいますが、
水抜き穴がない場合は、インターロッキング内で水が溜まってしまい、インターロッキングが壊れる原因にもなります。
見た目もよく、デザインも豊富なタイルデッキですが、施工には技術と知識が必要です。